フィリピンを襲った超巨大台風30号(Haiyan)の被害状況と支援先

2013年11月8日、私の住むセブ島を含むフィリピン中部を、
超巨大台風30号(ハイアン)が襲いました。
“The Ruins in Tacloban after Typhoon Haiyan” Photograph by Kevin Frayer/Getty Images

直撃を受けたレイテ島、サマール島、セブ島北部では大きな被害が出ています。
日本からも私たちの安否を心配したたくさんの方からご連絡をいただきました。
私の住んでいるセブシティは、大きな被害もなくすでに日常を取り戻しつつあり、
私たち自身もケガや家屋の被害もなく無事ですので安心してください。

また「何か支援をしたい」というお問合せもいただいています。
日本ではおそらく得られる情報が限られているのではと考え、
セブ島にいる私なりに、被害が大きかったエリアの情報や現在の被害状況、
そして信頼できる支援先などについてシェアしようと思います。



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被害が最も大きいとされる地域はセブ島の隣のレイテ島

フィリピンは日本と同じく島国で、7,000以上の島から成る群島国家です。
大きく分けると、首都マニラのあるルソン島、セブ島のある中央ビサヤ諸島、
そしてミンダナオ島の3つに分けられます。被害が大きかった地域については下記の地図がわかりやすいです。

MAP 被災地.png

こちらの画像は、ニューヨークタイムスのこちらの記事より引用させてもらいました。

Mapping the Destruction of Typhoon Haiyan 

レイテ島のタクロバン市をはじめ、どの地域が被害が大きかったのか、またどのような状況なのか、
画像を地図上にマッピングしているので、フィリピンの地理に明るくない日本人にとって、
どのエリアに支援が必要か、わかりやすいと思います。
支援団体などを探されている方は、その団体がどこで支援活動を行っているかを知るための
参考になるかと思います。

東日本大震災を思い起こさせる被災地の現状

台風が通過した当日、私の住んでいるセブ市内ではすさまじい強風と雨により、あちこちで停電が起きていました。私のアパートも午前10時に停電し、夜9時まで停電していたので、ほとんど情報が手に入らない状態でした。なので、大変な状況になっているのがわかったのは翌日9日。ボランティアで被災地(セブ島北部)に向かったフィリピン人の友人に話をきいたところ、「まったく街の光景が変わってしまっていた」とのことでした。

スクリーンショット 2013-11-14 10.06.15.png

上は THE WALL STREET JOURNAL : Before and After Typhoon Haiyan
から引用した画像です。記事では、台風の前後の街の様子がよくわかります。
どれだけ被害が甚大であったか、わかると思います。
まるで東日本大震災のときのようです。

台風上陸時はどんな様子だったのか

台風の直撃にあったレイテ島タクロバン市で、当時の様子を撮影した映像です。

台風やハリケーンなどを専門とするカメラマン Jim Edds 
撮影した台風通過時の様子と、そのインタビュー(!!!注意:一部ショッキングな映像が含まれます!!!)。

Video: Storm Photographer Shares Experience With Deadly Typhoon Haiyan In Tacloban

Jim-Edds-Typhoon.jpg

 

台風30号の被災者支援義援金や寄付についての情報

私の友人や知人の活動を中心に、日本からでもできる支援・寄付の情報を集めました。
国外への災害支援は、非常に限定されます。
情報が少ないだけでなく、物資の輸送にはコストがかかりますし、現実的ではありません。
義援金にしても、間接的に大きな団体にお金を送っても、支援に反映されるには時間がかかりますし、
またローカルの支援団体に送る場合は「本当に、義援金を支援に使ってくれるのか」
が不明な場合もあります。
実際、一部の支援企画の中には、支援目的や支援先が明確でない場合もありますので。。。
下記の情報がみなさんの支援の助けになればさいわいです。

フィリピン災害復興支援基金

拓殖大学国際学部教授・新田目夏実先生が始めたプロジェクト。活動では、まず募金に専念し、他の団体の活動を側面支援するそうです。「物資の直接的提供は輸送代がかかるのと、現地で協力団体に支援物資を購入してもらうことにより、フィリピンの事業者を間接的に援助することにもなるためです」という理念に共感しました。今回の支援では、すでにフィリピンで過去二年間以上にわたって災害支援と貧困地域支援の経験を積んできた日本のNPO(ICAN)と、セブ島で現在直接支援と支援の組織化にかかわっているRAFI(Ramon Abolitiz Foundation)(およびその協力団体)に届けるとのことです。詳細はコチラまで。
https://www.facebook.com/DRFPhil?fref=ts

NPOセブンスピリット「P[L/R]AY FOR PHILIPPINES」

私が活動支援しているセブ島のNPO団体 セブンスピリット が開始した支援プロジェクト。これまでの活動実績から、信頼のできる団体です。彼らはレイテ島と同じく、被害の大きかったセブ島北部の街メデリアンの復興支援を行うとのこと。詳細はコチラから。
http://noguchi-blog.hatenablog.com/entry/2013/11/13/194905
また、以下はセブの日本語フリーペーパー「セブポット」からの情報です。
ネット上から募金ができる団体の一覧です。

<International Medical Corps>

https://internationalmedicalcorps.org/how-you-can-help/philippines

<World Food Programme>

https://www.wfp.org/donate/typhoon

<Philippine Red Cross>

http://www.redcross.org.ph/donate

下記は友人のプロジェクト「東北復興新聞」からの情報です。

日本赤十字社

http://www.jrc.or.jp/contribute/help/l4/Vcms4_00004046.html

ジャパン・プラットフォーム

http://www.japanplatform.org/programs/philippines-typhoonHaiyan2013/

ユニセフ

http://www.unicef.or.jp/kinkyu/typhoonhaiyan/

シビックフォース

http://www.civic-force.org/news/news-1245.php

国境なき医師団

http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_795.html

セーブ・ザ・チルドレン

http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1291%3FMM1311

ワールドビジョン

http://www.worldvision.jp/news/news_1009.html

みなさんの支援が被災したフィリピンの人々の助けになることを祈ります。

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