英語力はピアノの演奏力に似ている。客観的な評価がしにくい英語力の向上を把握するにはやっぱりTOEICを受けた方がいいかもしれない。

こんばんは、庄司です。

セブに足掛け1年半もいて、いまだに英語力にまったく自信がありません。
英語は全方位的に苦手なんですが、とくに辛いのがリスニング。
もともと日本語ですら人の話を聞くのが苦手なので、
これが英語になったらもう、全神経を耳に集中して相手の言葉に聞き入っても、
打率3割で聞き間違えてる。聞き間違え選手権があったらかなり上位にランク入りする自信あるよ!

こう書くと、リスニング以外は問題ないみたいに聞こえますが、
ぜんぜんそんなことなくて、スピーキングもライティングもひどいもんです。
唯一、レベルアップを実感しているのはリーディングぐらいかな。。。

1年半もセブにいて、いったい私の英語力はどこがどれだけ伸びたのか。
それを客観的に知りたい。最近はずっとそんなことばっかり考えています。
英語レベルを客観的に知るってのは、本当に難しい。
なにが問題かっていうと、英語力ってのは多くの場合、相対評価されやすく、
かつ過大評価されやすい 
からなんですよね。



スポンサーリンク

理由① みんな自分の英語力を基準にして英語の上手い/下手を判断するから

まずはコレです。
例えば、身近な誰かに聞いたとしましょう。「私の英語ってどんなもんかな?」と。
たいていの人は、自分より流暢(っぽく)英語を操っている人を目の当たりにすると

「おおおおお! この人すごい英語できる!」

ってなりますよね。私はなる。毎日のように息子のクラスメートの英語聞いて驚いてる。
でも、よしんばそう言っていただけたとして、それを真に受けてはいけないと思うんです。
だって英語のネイティブとか先生みたいなプロフェッショナル以外の人は、
細かい文法とか発音とか単語の選び方とかが適切かどうかなんてわからないからです。
子どもの前で鉄棒して華麗に連続逆上がりを決めて

「スゲー! 体操選手みたい!」

とか言われるのとあんまり変わらないかもしれない。
あと漠然と「英語力」っていっても、そこに細かい定義があるわけじゃないので、
人によって「できる」「できない」の評価基準がちがう可能性も高い。
だからこそ、額面どおりには信じられないのです。

理由② 人間は誰だって「本当のこと」は言いにくい

誰だって「私、英語ちゃんと話せてるかな……?」なんて聞かれて
即答で「ダメっしょ」なんて言えないでしょう。
人間は、真実にこだわるより目の前にいる人との良好な人間関係をいつだって選択します。
だから、もしひっどい英語だったとしても「大丈夫、通じるよ!」って言っちゃうと思うんですね。
ちなみに私が英語学校に通ってるときのティーチャーは、
「うーん、悪くはないけど良くもないかも♥」
ってフォローしてるんだかしてないんだかわからないような返答をしてました。
************************************************

さて、ここまで書いてて気づいたんだけど、英語が上手いか下手かって、
「ピアノが上手いか下手か」にもすごくよく似てるんですよ。
私は音楽大学に通っていたのだけれど、当然ながら音大ではピアノが弾けないといけません。
音大に入れてる時点である程度のピアノ演奏レベルはクリアしてるわけなんだけども、
(入試にピアノの実技がある)
問題はその後なんです。

音大にはピアノの授業(実技指導)とテストがある。

そうなんです。音大には実技の授業があるんです。
週に何コマだったか忘れたけど、課題曲を与えられて、マンツーマンで先生から指導を受けます。
なので、音大入学は単なるスタートで、入学後は演奏力をさらに向上させないといけないんだけども、
わからなくなるんですよ。自分がどれぐらいピアノが弾けるのか、が。
要は、これが「留学後にもっと英語力を向上させないといけない」状況に似ているんです。

似てるポイント①
ピアノ:音大には、ある程度のピアノ演奏力を持った人が集まってる
英語力:留学先には一定以上の英語力をそなえた人が集まっている

似てるポイント②
演奏力:定量的な評価(ミスタッチの数とか?)だけでは判断できない。
個性的でミスもある弾き方だけど感動を呼ぶ演奏もあるし、
ノーミスで譜面どおりだけどつまらない演奏もある。
英語力:英語も同じで、独自の言い回しとか文法の間違いはあるけど心揺さぶるスピーチや
文法は完璧だけどまったく心に残らないスピーチがあったり。

似てるポイント③
演奏力:プロのピアニストじゃない人に「上手い!」と言われても適切な評価かわからない
英語力:理由①と同じ

似てるポイント④
演奏力:みんなやさしい(下手でも真実は言わない)
英語力:理由②と同じ

そんなわけで、ピアノ演奏力もなかなか客観的に上手い下手を判断するのは難しいんです。
ならば、音大ではどうやって演奏力の向上を評価しているかというと、
やっぱり「テスト」なんですね。

私の通ってた音大では、入試だけじゃなく、年度末には必ず実技のテストがありました。
私は音楽教育学部だったので、声楽とピアノの実技テストでした。
ピアノでいうと、毎年テストの数ヶ月前に課題曲が15曲ぐらい発表されます。
その中から任意で1曲選んで、テストに向けて仕上げるんです。
テスト当日は、1人ずつ名前を呼ばれてテスト会場に入室します。
テスト会場の真ん中にはグランドピアノがあって、
その背後に音大の教授陣がずらーーーーーーーっと20人ぐらい? 鎮座しています。
で、それぞれの先生方の机の上には評価用の紙がのってる。
会場内は異様な威圧感に満ちていて、もう心臓バクバクで、手汗ダラッダラですよ。
こんなんだから通常時のパフォーマンスの7割出せればいいほうで、
練習のときに苦手だったパートはもれなくつっかえたりするわけです。
そうすると、背後で、いっせいに鉛筆の動く音がする。
だから「あ、今、減点されたわ〜」というのがリアルタイムで分かってほんと泣きそう。
テスト時間の3分、あれ3分半だったかな? とにかく早く終われって祈ってました。当時。

いやー、実技のテストは厳しいですよ。なんせカンニングとかできませんからね!
いま話題のコピペで博士号、とか絶対的に無理です。実技ですから。
あれ? なんの話だっけ? そうだ英語だ。英語力の客観的評価についてだった。

要するに以上の話を総合すると、「身近な誰か(人)に聞いても意味がない」っていうこと。
つまり、何らかの評価システムに頼るしかない。
英語における評価システムといえば、やっぱり最も簡単なのはテストを受けること。
TOEICとかTOEFLとかIELTSとか。
その際、TOEICはLRテストだけじゃなくて、SWも受けた方がいいと思います。
リスニングとリーディングだけできても、話せて書けるかどうかは別問題。
というわけで、今日もがんばってTOEICの勉強続けます!

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉 TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉
Educational Testing Service国際ビジネスコミュニケーション協会 2012-06
売り上げランキング : 43

Amazonで詳しく見る

by G-Tools

 

Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM: Self-study Reference and Practice for Students of North American English Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM: Self-study Reference and Practice for Students of North American English
Raymond Murphy William R. SmalzerCambridge University Press 2010-09-20
売り上げランキング : 14

Amazonで詳しく見る

by G-Tools

※ あ、でも昨日、うちのオットに「英語うまくなってる」って褒められた。
いっしょに留学して、私が英語ぜんぜんダメなときから知ってて、
しかもいつも真実を伝えてくる彼がそう言ってくれるということは、
やはり日々、わずかながらも英語力が向上してるっぽいです。やった!

スポンサーリンク

コメントを残す