【準備篇】セブ家族留学〜引越し

本日は留学準備篇の第1弾。

セブ島へ留学すると決めてから、私たちが最初に起こした具体的な行動。
それは「引越し」。

なぜかと言うと、このエントリ でも少し触れましたが、偶然にもセブ行きを決めた直後に賃貸してたマンションの更新のお知らせが届いたんですよ。

じつを言うと、セブ行きを決めたとか言っておきながら、この時点では「セブに本当に行けたらいいなあ」ぐらいの、かなりぼんやりとした決意だったのです。で、その流れで「もしセブ行きが実現したら更新料は払い損だよなァ」なんて思いはじめたら、持ち前の貧乏性がむくむくと頭をもたげはじめ、「ちょっと安い物件でもためしに探してみるか」とヤフー不動産をチラチラ覗いてたら、

あったんですよ。まさにうってつけの物件が!



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渋谷から10分。まさかの激安物件を世田谷でゲット

2DKの一軒家、閑静な住宅街、駅から徒歩2分。そして家賃はおどろきの6万円!

この、あらゆるものがハイコストの東京砂漠に、家賃相場を無視しまくりのお宝物件があったとは! ちなみに場所は世田谷区内、最寄り駅はおしゃれな若者に人気の田園都市線沿いときたもんだ。

でもちょっと待て。これはもしかするといろいろとアレなヤバい物件なのでは……? などと疑いを抱きつつも、とりあえず2秒後には電話で不動産会社に問い合わせ、内見申し込みをしておりました。

結論から言うと、この物件は1年後に取り壊されることが決まっているため、すごい格安で貸し出している、というのが真実でした(ちなみに築50年以上)。そのため1年後に確実に退去してくれる人のみ入居できるとのこと。それをきいた私は、咄嗟に「来年の夏からフィリピンに行くんです」と宣言してしまい、なんとそれを聞いたオーナーさんから即入居OKの許可をいただいてしまったのです。

こうなると、もう後には引けません。でも、もしここに引っ越したら、来年の夏には強制的に家を出なければいけない。。。

というわけで、結果的にこの引越しがフィリピン行きの背中を押した格好となりました。で、8月末に引越しすることが決まったのですが、
その矢先、夫が帰省中の仙台で倒れて3週間ぐらい入院し、
私は仙台の夫の実家に息子を預けて1人東京に戻り、ほぼ一人で引越し作業をする羽目に……。

とまあ、引越し自体はかなりしんどかったのですが、結果的には出発までのリビングコストをかなり抑えることができました。そう、引越しは不退転の決意をするためだけではなかったのです。固定費をできるだけ抑えて生活コストを下げ、できるだけモノを減らして留学(&海外生活)に備える、という目的もあったのです。実際、当時住んでいたマンションからこの格安ハウスに引っ越した結果、
1年間で約50万円節約でき、家具や衣類なども3分の2ぐらいに減らすことができました。

さて、この「モノを減らす」っていうのが、簡単なようでじつはすごく難しい。

これは今流行りの断捨離とかそういうメンタルな文脈ではなくて、時間と金銭的コストがものすごくかかるという至極フィジカルな原因で難しいのです。

例えば、トランクルームを借りるという方法。

私たちも当初はベッドや冷蔵庫、洗濯機などをトランクルームに保管しようと考えたのです。でもこれがものすごく高いんですよ。ざっと調べてみたところ、23区内であればだいたい6〜8畳くらいのスペースで月額5〜8万円というのが相場。年間にすれば賃料60〜96万円??? 高い!!! 無理!!!!

そこで「もっと安いところはないか」とどんどんエリアを広げているうちに、気づいたら県境を2つも超えていたという笑えないオチに。結局、極限まで荷物を減らして、どうしても処分できない家具や衣類などはお互いの実家に頭を下げまくって置かせてもらう。。。ということになりました。

ちょっと長くなったので、具体的にどうやって荷物を減らしたかは次のエントリにて。
あわせてモノを処分するときに役立ったウェブサイト等も紹介します。でーわー。

2018.3.14 追記

わずか1年でしたが、セブ移住の前でもあり、いろいろな思い出に溢れたこちらの家(通称・サザエさんハウス)
取り壊されたかどうかが気になって、一時帰国のたびにウォッチしては、「まだ建ってる!」と胸をなで下ろしていました。
そんなサザエさんハウスも、最近やっと取り壊された模様。すでに新しい家が建っていました。
夜、寝ていると真下を走る地下鉄の音が聞こえるほどの駅近物件。便利だったなあ。狭かったけど。

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