8月3日から ファーストウェルネス・イングリッシュ・アカデミーにて開催した「セブ島えいご体験プログラム」。
今日は3日目の様子をレポートします!
(1〜2日目の様子は こちら にあります)
3日目:Kid’s LEGO Workshop 開催!
この日は、いよいよ目玉イベント Kid’s LEGO Workshop の開催日。
元小学校教員で、LEGOのファシリテーター資格を持つ 森本康仁さん による LEGO SERIOUS PLAY™ を元にした子ども向けのワークショップです。
LEGO SERIOUS PLAY™とは、マサチューセッツ工科大学のパパート教授が提唱する教育理論をもとにデンマークのLEGO社が独自開発したメソッド。共感や共創というプロセスを通じ、クリエイティビティやコミュニケーション能力をはぐくむと言われ、NASAをはじめ、さまざまな企業・機関で研修に取り入れられているそうです。今回は、森本さんがそのレゴシリアスプレイを子ども向けに独自にアレンジ。およそ2時間のワークとして実施しました。
午前中は通常どおりに英語レッスンを受けますが、子どもたちは「LEGOは何時から始まるの?」と待ち切れない様子。
ちなみにLEGOワークには、私たちのプログラムに興味を持ってくださった通常プランでご留学中のご家族、そしてたまたま北海道からセブに来ていた私たちの友人であるNさん家族も特別参加してくれることになりました。
私たちの企画したプログラムに、いろいろな方が興味をもってくれることは、ほんとうにうれしいかぎりです。LEGO大好きな我が家の息子も加わって、合計6名の子どもたちと Kid’s LEGO Workshop がいよいよスタート!
ワークは、基本的に英語で行われます(もちろん適宜、日本語でのサポートもします!)。子どもたちは、ファシリテーターから与えられたテーマをLEGOで表現し、その作品を英語で説明することにチャレンジします。なので、まずはワークに必要な英語をおさらいするためのウォーミングアップからはじめます。
英語の歌を歌ったり、かんたんな英語の質問に英語で答える練習など、ワークに向けての準備が終わったら、いよいよブロックの登場。

「あなたの好きな色は何ですか? 好きな色のブロックを一つ選ぼう」
「あなたの家族をブロックを使って表現してみよう」
「あなたの家をブロックを使って表現してみよう」
ファシリテーターの森本さんからさまざまな質問やお題が出されます。子どもたちはほぼ英語初心者ですが、いっしょうけんめい英語で答えようとがんばっていました。うまく答えられない/説明できないときは、サポーターとして同席する3人の講師たちが英語でどうやって答えたらいいのか、正しい発音で教えてくれます。
夢中になって作品を作る子どもたち。すごい集中力!
とにかく楽しくて、笑い声と笑顔がたえません。
そして本日のワーク最後のお題は「未来の乗り物を作ってみよう!」
子どもたちは、自分なりに考え、ブロックを選びながら思い思いに「未来の乗り物」を作っていきます。
作品ができたら、自分の考えた「未来の乗り物」について英語でプレゼンします。森本さんと講師たちが、子どもたちの意図を組みながら英語での言い回しを教えてくれるので、子どもたちは日本語と英語まじりにがんばって説明。最後は大満足でワークを終えることができました。
今回私がいちばん驚いたのは、ふだん50分の授業でも集中し続けるのが難しい子どもたちがレゴのワークショップでは2時間超という長時間でも、いちども飽きることなく、集中して取り組むことができた、ということ。
今回の経験を通じて、LEGOワークは子どもたちが自分の言いたいことを英語で表現するための訓練に、ものすごく向いてるなあ、と感じました。とにかく、いっしょうけんめい英語を使って説明しようとする子どもたちの前向きな姿勢が、とても印象的でした。
子どもたちはワーク終了後も「もっとLEGOで遊びたい!」と大興奮でした。
森本さん、本当にありがとうございました!
ちなみに森本さんは語学留学生や社会人向けにも、LEGOを使ったワークショップやキャリアデザインサービスを展開中です。ご興味のある方は、ぜひ森本さんにコンタクトしてみてください!
明日はセブ島えいご体験プログラム後半戦(4〜5日目)についてレポートします。
Text by Risa Shoji
Photo by Daisuke Sasaki