【調べてみた】一時帰国中、高速道路のトイレのすばらしさに感動したので調べてみたらNEXCO東日本がいろいろとスゴかった件

どうも、庄司です。
日本でクリスマスとお正月を堪能し、セブに戻ってまいりました。

今回の一時帰国では、仙台と横浜間を2往復するという
ハードスケジュールだったのですが、
そのときに利用した高速道路のトイレ事情には、ものすごい感銘を受けました。

だって。。。だって。。。トイレの便座が。。。ことごとく温かいから!

いつくるとも分からない利用者のため、寒い個室の中で
人知れず、ひっそりと便座をあたため続けるけなげな姿は、
もしかして信長の草履を懐であっためてた秀吉が現代によみがえった?
というぐらいの感動でした(※ 注1)

って、そんなに驚くようなことじゃないかもしれないんですが、
セブの公共空間のトイレのダメ具合(紙なし、便座なし、紙流すと詰まる)に
慣れた身としては、驚愕のハイスペック。例えばこんな感じ↓


↑これは新東名高速・駿河湾沼津サービスエリア(上り)のプレミアムトイレ。写真はTOTOさんのウェブサイトより借用しました

すごくないっすか??? これ高速のトイレっていうレベルをはるかに超えてます。
というわけで、感動を抑え切れず、いきおいあまっていろいろ調べてみました。

まず、高速道路を管理運営しているNEXCOについて。
NEXCOは、2005年10月1日に日本道路公団の民営化によって発足した高速道路会社で、
東日本高速道路(NEXCO東日本)、中日本高速道路(NEXCO中日本)、
西日本高速道路(NEXCO西日本)の3社があります。
今回、わたしが利用した東北自動車道は、NEXCO東日本の管轄。
なんとNEXCO東日本では「トイレリフレッシュ計画」というのを実施中だそうで。
具体的にどんな計画かというと、

  • ・全ての洋式便器に暖房・洗浄便座を整備
  • ・全てのトイレに温水対応の自動水栓を整備
  • ・女性用トイレにベビーシートや小型手洗い器などを備えた大型ブースを設置
  • ・トイレ内の床の段差を解消(バリアフリー化)
  • ・多機能トイレ(身障者トイレ)内にベッドと幼児便座を整備
  • ・フィッティングルーム、待合室などの充実

とのこと。なるほどー。なんか、ほんともう、そこまでされると恐縮です、ってレベル。
たんに「トイレ休憩」だけで立ち寄るのは申し訳ない。

そこでふと疑問に思ったんですけど、これだけ快適なトイレを維持するには
当然コストがかかるわけです。私が感動した「あったかい便座」もまたしかり。
なので、全国のSA / PAにどれぐらいの暖房便座があるのか調べてみました。
ちなみに全国のSA / PAのトイレ設置状況は、下記から調べられます。
東日本エリア サービスエリア・パーキングエリアのトイレ設備のご案内
NEXCO中日本 施設&サービス紹介 トイレ
NEXCO西日本 施設・サービスガイド | トイレ・化粧室

さて。調べた結果、全国SAの暖房便座の設置数は、
男性用・女性用あわせて「11183台」。
余談ですが、現在、洋式便器のほぼ100%が暖房・洗浄便座に対応しているそうです。

で、暖房便座のコストについては、この記事 を参考に
温水洗浄暖房便座の平均的な年間電力消費量を260kWhと仮定し、
新電力目安単価22円/kWh(税込)をかけ算して求めてみました。
すると、全国の高速SAの暖房便座にかかる年間コストは 約 6396万6760 円!

日本全国の高速道路の便座をホカホカにするのに約6400万円!

織田信長の草履をホカホカにしてた秀吉さんに無理やり置き換えたら
年収6400万円か。。。外資系金融の凄腕トレーダー並み。。。
……って、何かたとえがものすごくまちがっている気がするけどまあいいか。

いずれにしても、電気代だけでコレですから、
全国のSAのトイレを暖房便座にとりかえる費用やバリアフリー化のコストも考慮したら、
そりゃもう巨額のお金が動いているってことですわ。トイレに。
民営化はされたけど、あくまで公共インフラに付属してる施設(トイレね)に
これだけのお金を毎年かけることができるっていうのは、じつにすごいです。
経済がダメになったとか何とかいろいろ言われてるけど、
やっぱり、やっぱり日本ってまだまだ経済大国なんですね!
さらにいろいろ調べてたら、こんな記事を発見。

【シリーズ日本の雇用】 vol.47
 独自の技術と教育が安全を運ぶ
「交通インフラビジネス」の秘訣 東日本高速道路株式会社

東日本大震災後、大きな被害を受けた高速道路の復旧の速さが話題になったけど、
この写真を見ると日本の土木技術ってすさまじいなと思います。
だって、こんなひどい状況(2011年3月11日時点)が、

6日後(同年3月17日)にはこうなってるんですよ!!


合成? コラ? マジック? と思ってしまうぐらい、何事もなかったかのような仕上がり。
ネクスコ東日本すごい。。。
そしてネクスコ東日本のすごいところは、土木技術やトイレ設備だけじゃない。
そう、パーキングエリアをいきなりをこんな風にしてしまうこと。


日光江戸村かと思ったよ(マジで)

何気なく羽生パーキングエリアに寄ったら、こんなことになってたので、
「あれ? 江戸時代にタイムスリップしちゃった?」と一瞬とまどいました。
あまりにも造形がリアルすぎて、入り口がどこか分からなかったしw

ガジェット通信この記事 によれば、時代小説「鬼平犯科帳」の世界観を再現した
テーマ型パーキングエリアなんだそうです。なるほどー。
こんなこだわりグルメもあったとは。急いでてトイレだけで済ませて大後悔だよ!

ちなみに公式サイトはこちら ⇨ 鬼平江戸処

NEXCO東日本の本気を見た気がします。
次に帰国したときは、鬼平江戸処で日本橋たいめいけんプロデュースの江戸風中華そばを食べる!

それにしても、トイレから思わぬところに着地。
とにかく、NEXCO東日本さんには、これからも高速道路に
イノベーションを起こし続けていってほしいと思います!

※ 注1
最新式の温水洗浄便座については、センサーで人の気配を検知して
使う時だけ瞬間的に便座をあたためる機能を搭載しているそうで、
年間電気代を約4000円ほど抑えることができるそうです!

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