【準備篇】セブ家族留学〜海外旅行保険について

※ この情報は2012年12月時点のものです。金額や条件などは変更になっている可能性があります。

海外に留学する際、忘れてはならないのが海外旅行保険。

なぜなら、海外の医療費はハンパないぐらいに高いから!
ちょっとネット検索すると、あちこちのサイトで喧伝されてます。

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ただし、滞在が3ヵ月以内であれば、たいていのクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているので、それを使うのがもっとも簡単だと思います。実際、手続きとかめんどくさいしね。

注意したいのは、カードの中にはケガや病気の治療費が補償の対象外だったり、旅行費をカードで払わないと保険が付帯されなかったり、医療費のキャッシュレスサービスがなかったり、というカードもあること。なので、カード付帯の海外旅行保険を使う場合には、カードの補償内容について事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします!



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カードの海外旅行保険だと家族は補償の対象外! 息子の保険はどうする?

一方、私たちのように一家全員で渡航する場合に問題になるのは、家族(配偶者+子供)の補償をどうするかという点。

海外旅行保険の「家族特約」がついている一般カードはほとんどありません。なので、滞在期間が3ヵ月以内の場合はゴールドカードに加入するのがベターでしょう。

なお、ゴールドカードの「家族特約」についてはこちらにも記事を書きました。
賢い海外旅行保険の選び方(滞在が3ヵ月以内の場合)〜 セブ島親子留学・準備篇 vol.4

さて、以上は滞在期間が「3ヵ月以内」のお話。

もし滞在が3ヵ月以上になる場合はカード付帯というわけにはいきません。やはり自分で海外旅行保険に加入しておく必要があります。あ、もちろん「ケガや病気はしないから大丈夫」という人は加入しなくてもいいと思います。

でも子供っていうのはほんとうに病気とかケガばっかりする生き物ですし、とくに我が家の息子は流行り病にはもれなく乗っかるトレンドセッターですから、海外でおっかない伝染病にかかって長期入院……なんてことも十分ありえる話で、そうなったら資金が底をつきて強制帰国、という末路が目に見えています。

というわけで海外旅行保険の加入はマストだったわけですが、当初、私たちの渡航期間は1年〜1年半ぐらいを予定しておりました。

ところが、保険期間が1年以上のものっていうのがものすごく少ないんですよ(1年以内のものならけっこうあります)

で、私たちの渡航期間と渡航目的(留学+旅行)に適したプランがある保険会社は

・AIU
・ジェイアイ
・三井住友海上
・損保ジャパン
・日本興亜損保

ぐらいしかないということが判明。

で、プランとか補償内容とかいろいろ調べていたんですが、ものすごくややこしくてわけがわからなくなって、最終的にどうしたかというと、保険の代理店さんにお願い(=丸投げ)しました。

金子秀人損害生命保険事務所

こちらは複数の世界一周ブログなどでも紹介されている海外旅行保険では有名な代理店(損保ジャパン)。

さて、事前リサーチで「フリープランで必要最低限の補償だけバラ掛けすると安くすむ」と思っていた私はさっそくフリープランについて問い合わせてみたのですが、なんと以下のような残念なお知らせが。

 

損害保険各会社は、損害保険料率算出機構が示した参考純率(保険料を
算出する料率の指針)をもとに2010年秋に海外旅行保険を含む傷害保険
分野の保険料を改訂しました。その結果、フリープラン保険料(掛け金)
が高騰したため、ご家族でお出かけのお客様には家族型セットプラン
(F21,F22,F23)等をお勧めしております。

つまり、バラ掛けして安くあげる方法は断念せざるを得ませんでした。さらに、最近は長期の海外旅行保険の延長審査が厳しくなっているそうで、海外滞在が長引いて保険を延長したくても審査が通らない場合があるそうです(その場合は一度帰国して別の保険に入り直さないといけないとか。ガーン)

それを回避するには、保険期間を長めにしておいて帰国後に解約するのが有効。1年を超えた分は日割りで計算して返金してくれるそうです(1年以内の解約に関しては月割りの計算になります)

というわけで、最終的に私たちは「F23」というプランで見積りを取ってもらいました。

海外旅行総合保険【家族型】F23
保険期間=1年183日間(1年半)
保険金額
傷害死亡・後遺障害 なし
治療救援費用(傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用) 1,000万円
疾病死亡  なし
賠償責任 5,000万円(家族共有)
携行品損害30万円(家族共有)
航空機寄託手荷物10万円(家族共有)
航空機遅延 2万円
1年183日間(3名様分)合計保険料=52万6,790円

これ見るとわかるように、このプランだとケガもしくは病気で死んでしまった場合、なんの補償もありません。それはさすがにちょっとコワいので、オプションでそれぞれ疾病死亡/傷害死亡・後遺障害の補償もつけました。

オプション保険料も含めた合計は約56万円!

高い……。でも子供が病気になったら困るし、それに払い戻しができるから! などと自分で自分をはげましながら申し込みしましたよ。ほんと準備するだけでこんなにお金がかかるとは思っていませんでした。ふー。

それにしても、金子さんはさすが海外旅行保険の取り扱いに慣れている感じでひじょうに信頼できる印象でした。申し込みがけっこうギリギリのタイミングになってしまったんですが、手続きが迅速かつスムーズで大変助かりましたー。

ところで、私は金子さんを 世界一周旅行を果たした本間夫婦 から紹介してもらいました。彼らは「旅をしながら社会貢献」という新しいスタイルを提唱しているユニークな夫妻で、このほどその旅の記録を1冊の本にまとめて上梓したそうです。

世界一周とか社会貢献とかに興味のある方は要チェック!

ソーシャルトラベル 旅ときどき社会貢献。

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